システムエンジニアという職業は需要が高く、未経験からでも転職を目指す人が増えています。
システムエンジニアのイメージってこんな感じじゃないですか?
- 年収が高い
- リモートワークで仕事ができる
- プログラミングができるから、仕事に困らない
大体はイメージ通りです。
① については、2021年の全体の年収が403万円に対して、ITエンジニアの平均年収は438万円と、35万円も差があります。

② は、コロナ禍になってからは特に増えてきています。
企業のセキュリティレベルの観点から、全部の会社がリモートワークというわけではありませんが、他の業種と比べるとリモートワークで働いている人の割合は多い職種と言えます。
③ のように、システムエンジニアがプログラミングすると思っている人、少し間違っています。
プログラミングをする人はプログラマーと呼ばれています。
では、システムエンジニアはどんな仕事をしているのでしょうか?
システムエンジニアはプログラマーよりも上流の工程で、お客さんの要望を聞いて、システムの設計をしています。
家を建てる仕事で例えると、システムエンジニアが建築士、プログラマーが大工、というイメージです。
今回は、システムの建築士であるシステムエンジニアがどんな仕事かを具体的に解説していきます。
システムエンジニアに必要なスキルも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
◆システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアの仕事は、
・要件定義
・基本設計
・詳細設計
・テスト
・運用/保守
と大きく分けて5つあります。
それでは具体的に解説していきます。
要件定義
家を建てる時、どんな間取りで庭があって。。。といろんな要望があると思います。
そういった要望を聞いて、建築士が設計図面を作るわけですが、システムエンジニアの要件定義も同様です。
お客さんからシステムの要望を聞き、どんなシステムを作りたいかを明確にさせていきます。
要望のがどれくらい叶えられるかは、予算や制作期間によっても変わってくるので、設けられた条件を踏まえて、どういうシステムなら制作可能かを説明、提案していきます。
基本設計
家でいうと、設計図面を作る段階です。
お客さんから聞いた要望を基に、システムの設計をしていきます。
どんな機能で、どんな画面表示をするのかを決めていきます。
詳細設計
家でいうと、どんな素材や設備を選ぶか、という段階です。
プログラマーがプログラミングをする時に必要になる、詳しい設計をしていきます。
基本設計で決めたシステムをどんな技術や仕組みで作るか、というのを決めていきます。
テスト
プログラマーが作成したシステムが設計通りに動くかを確認します。
お客さんへ納品する前の最終段階です。
運用/保守
お客さんに納品後、稼働しているシステムの日常的なメンテナンスを担当します。
また、稼働中に発生した障害の対応もしていきます。
障害発生時は、原因特定から解決までを行い、システムを復旧させます。
システムエンジニアに必要なスキル
システムエンジニアはプログラマーよりも上流の工程を担当している、という話を最初にしました。
それでは、システムエンジニアに求められるスキルを5つ紹介していきます。
プログラミングスキル
まず大前提となってくるスキルです。
お客さんの要望を叶える提案をするためには、やっぱりプログラミングの知識が必要です。
「提案はしたけど、技術的に実現できなかった」
「見積もりよりも期間や人数が増えてしまった」
ということにもなりかねません。
最初にも言った通り、プログラマーとして経験を積んでからシステムエンジニアになる、というのが王道です。
数年は下積みだと思って、プログラマーとしてスキルを身につけるようにしましょう。
まずは未経験からプログラマーに転職を考えている人に、【徹底比較】20代におすすめのプログラミングスクール5選でおすすめのプログラミングスクールを紹介しています。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
マネジメント力
システムエンジニアはお客さんから聞いた要望を基に設計書を作成して、プログラマーへと引き継ぐわけですが、プログラマーへ引き継いだら終わりではありません。
スケジュール通りに進んでいるか、プログラマーに負担がかかり過ぎていないかなどを管理、把握しておく必要があります。
プロジェクトは10人ほどの小規模なものから、100人を超える大規模なものまで様々です。
全てが計画通りに進めば問題ないですが、計画からズレそうな時にどう軌道修正して最後の納品まで辿り着けるかは、システムエンジニアのマネジメン力にかかっていると言えます。
コミュニケーション能力
システムエンジニアはお客さんやプログラマーなど、多くの人との会話が必要です。
お客さんに対しては、お客さんとの関係性を築いたり、要望を聞き出すコミュニケーション能力が必要です。
また、プログラマーに対しては、設計書の共有やスケジュールの管理といった面で密に連携を取る必要があります。
世間から見たシステムエンジニアは、ずっとパソコンに向かっているイメージが強く、コミュニケーション能力が低くてもなれる職業と思われがちです。
ですが、実は営業職と同じくらいコミュニケーション能力が必要な職業と言えます。
私もそうですが、営業職からエンジニアに転職している人は意外と多く、営業で身についたコミュニケーション能力が役に立っている場面が多いです。
そうは言っても、

未経験からシステムエンジニアって転職できるの?
と不安になりますよね。
先ほども書いた通り、システムエンジニアになるにはプログラマーの経験が必要ですが転職はできます。
私も未経験からエンジニアに転職しています。
未経験からでもプログラマーに転職できる理由は、【転職方法も解説】20代後半から未経験でプログラマーに転職できる理由【プログラミングスクールがオススメ】で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
ヒアリング能力
ヒアリング能力は、コミュニケーション能力に似ているところもあります。
システムエンジニアの仕事で第1段階に当たる要件定義は、お客さんの要望を聞き出すことが重要です。
ここでお客さんの要望を適切に聞き出せなければ、その後の設計段階でもお客さんとの間に認識のズレが発生してしまいます。
認識がズレていくと、お客さんが思っていたシステムが完成しなかった、ということにもなりかねません。
ですので、適切な要望が聞き出せるよう、システムエンジニアにはヒアリング能力が必要と言えます。
提案力
提案力もコミュニケーション能力に似ているところがあります。
お客さんから聞いた要望は、設計書を作成して提案をしていきます。
もちろんお客さんの要望を全部叶えられることが理想ですが、技術や予算、スケジュールなどを踏まえると、どうしても実現できないことが出てきます。
そうなった時に、なぜできないのか、どういうことならできるのかをわかりやすく伝えられることが重要になるんです。
双方が納得してシステムを作るために、提案力は必要になりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もう一度まとめると、システムエンジニアの仕事は、大きく以下の5つに分類されます。
・要件定義
・基本設計
・詳細設計
・テスト
・運用/保守
また、システムエンジニアには5つのスキルが求められます。
・プログラミングスキル
・マネジメント能力
・コミュニケーション能力
・ヒアリング能力
・提案力
5つのスキルが全部備わっていないとシステムエンジニアになれないわけではありません。
システムエンジニアになった時に足りないと感じるスキルは、業務を進める中で身につけられるように意識していきましょう。
ただし、プログラミングスキルは大前提のスキルになるので、システムエンジニアになるタイミングでは、身につけておく必要があります。
現状、プログラミングをやったことがなければ、独学で勉強するのも良いですが、プログラミングスクールに通えば、転職先を紹介してくれる所もあるので、将来を考えるとコスパ良く勉強することができます。
おすすめのプログラミングスクールは、【徹底比較】20代におすすめのプログラミングスクール5選で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
それではまた。



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